脳力について

脳の検索窓に入れる言葉のコツ

「頭の中で考えること」=「脳の検索窓に入れること」ということは

なんとなく分かりましたか?

 

分からない方はコチラの記事にどうぞ ⇒ 

 

つまり、自分に対する質問が上手か下手か。

 

質問力によって、欲しい答えが出てくるかどうかが決まります。

 

「質問力が大事」ってよく言われますが、自分に対する問いかけも、同じこと。

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「自分が求めている答え」が出てくる質問を考えましょう。

 

具体例の一つは探し物のコツについて書いたこちらの記事 ⇒

「ない」について焦点をあてると、「ない」理由が出てくる。

 

これを、「あるのはどこかな?」に変えると、「ありそうな場所がおもいつく」ということでした。

 

同じように、「欲しい答えを考える」ことは、「実現してほしい理想の状態を思い浮かべる」こと。

 

そして、理想の状態を実現させるための質問を考える。

 

できるだけ具体的に。

 

「どうやったら幸せになれるかな~?」なんてぼんやりした質問では、「どうやったらなれるでしょうね~」って答えたくなるのが、人のサガ。

 

「私が今日一日機嫌よく暮らすためにできる3つのことはなに?」という具体的な質問だと、必死に脳がその答えを探してくれます。

 

もちろん、ぼんやりとした質問も、日々の生活には有効。

 

「良いことあるかな」と思いながら暮らしているほうが、「良いこと」を見つけやすいことは事実。

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「ポジティブなことを考えましょう」ってよく言われるのは、脳の検索機能の特性も踏まえて、言われていることなんですよね。

 

ただし、いつでも前向きな状態が良いかと言われると、そうでもありません。

 

例えば、最近の私はいつもポジティブなことばかりを言う人間、と知人には思われていますが。。。

 

仕事場の私は、ちょ~ネガティブですよ。

 

だって、放射線科医って、患者さんのCTやMRIの画像に病気がないかどうかを探す仕事です。

 

「ないよ、ないよ~。病気なんて大丈夫~」なんて、ポジティブなことを言って仕事していたら、病気を見落とします。

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だって、「ない」と思っている私の脳を通して、病気が見つかると思いますか?

 

私の仕事は、病気があるならあるで、早く見つけてお知らせすること。

 

だから、適切なフィルターがかかるように注意しながら、仕事をしています。

 

つまり、時と場合によって、理想の状態は異なります。

 

時々に合わせた理想の状態を思い浮かべ、適した質問を考えましょう。

 

そのための第一歩は「自分の考えに気付くこと」ですね♪