「頭の中で考えること」=「脳の検索窓に入れること」ということは
なんとなく分かりましたか?
分からない方はコチラの記事にどうぞ ⇒ ☆
つまり、自分に対する質問が上手か下手か。
質問力によって、欲しい答えが出てくるかどうかが決まります。
「質問力が大事」ってよく言われますが、自分に対する問いかけも、同じこと。
「自分が求めている答え」が出てくる質問を考えましょう。
具体例の一つは探し物のコツについて書いたこちらの記事 ⇒☆
「ない」について焦点をあてると、「ない」理由が出てくる。
これを、「あるのはどこかな?」に変えると、「ありそうな場所がおもいつく」ということでした。
同じように、「欲しい答えを考える」ことは、「実現してほしい理想の状態を思い浮かべる」こと。
そして、理想の状態を実現させるための質問を考える。
できるだけ具体的に。
「どうやったら幸せになれるかな~?」なんてぼんやりした質問では、「どうやったらなれるでしょうね~」って答えたくなるのが、人のサガ。
「私が今日一日機嫌よく暮らすためにできる3つのことはなに?」という具体的な質問だと、必死に脳がその答えを探してくれます。
もちろん、ぼんやりとした質問も、日々の生活には有効。
「良いことあるかな」と思いながら暮らしているほうが、「良いこと」を見つけやすいことは事実。
「ポジティブなことを考えましょう」ってよく言われるのは、脳の検索機能の特性も踏まえて、言われていることなんですよね。
ただし、いつでも前向きな状態が良いかと言われると、そうでもありません。
例えば、最近の私はいつもポジティブなことばかりを言う人間、と知人には思われていますが。。。
仕事場の私は、ちょ~ネガティブですよ。
だって、放射線科医って、患者さんのCTやMRIの画像に病気がないかどうかを探す仕事です。
「ないよ、ないよ~。病気なんて大丈夫~」なんて、ポジティブなことを言って仕事していたら、病気を見落とします。
だって、「ない」と思っている私の脳を通して、病気が見つかると思いますか?
私の仕事は、病気があるならあるで、早く見つけてお知らせすること。
だから、適切なフィルターがかかるように注意しながら、仕事をしています。
つまり、時と場合によって、理想の状態は異なります。
時々に合わせた理想の状態を思い浮かべ、適した質問を考えましょう。
そのための第一歩は「自分の考えに気付くこと」ですね♪