前回、放射線科診断医は錯覚と戦う仕事だ!と言いました。
普段の仕事の上では、錯覚が混じると、困るので、
影響を受けないように注意しています。
ただし、日常生活の場面では。
「錯覚」を上手に利用することで、「新たな発見ができる!」など
ポジティブな効果を狙うこともできます。
今回利用する「錯覚」は
「ないはずのものが、まるで「ある」かのように錯覚する」ちから。
これは、夢物語を設定するとき、大いなる力を発揮します。
錯覚は、「もともと関連のないものが結び付く」ことでも起こります。
いま、みんなが普通に利用しているカメラ付き携帯電話(スマホ)。
これは、
「遠く離れた人と、話すことができたら便利だろうな。機械や電波を利用できないだろうか?」という思いつき。
そして、
「電話を一人ひとり持ち歩くことができたらよいだろうな」
「携帯電話にカメラ機能がついていたら便利かな?」という思いつき。
こんな思いつき(錯覚)の積み重ねが、現在の携帯電話(スマホ)として現実化したもの。
でも、誰かの思いつきが発生したとき。
もちろん、世の中には存在しませんでした。
そして、このような「思いつき」を親しい人に告げたとき。
おそらく、たいがいは馬鹿にされたでしょう。
「そんなこと、できるわけない」
でも、「思いつき」を形にした人の頭の中では、
そのとき目の前にあるものを飛び越えて。
しっかり、見えて(イメージできて)いたことは、確実です。
そのイメージ(錯覚)を持ち続けて、形にする。
すると、現実になるのです。
こんな風に、ポジティブに錯覚を利用していきたいですね。
<おまけ>
ポジティブに錯覚を利用しようとしたとき。
必ず、先ほどのように、否定する人が出てきます。
そんなときは、
「あるものを、気づかないでいる」の錯覚を利用する手もありますよ^^v
===============
錯覚か。単なる妄想か。
それとも、現実化までさせてしまうか?
あなたの頭の中に浮かんでくる錯覚(普通ならありえない組み合わせ)はなんですか?
今日もお読みくださって、ありがとうございます。
良い一日を♪